トップ 設計手法 施工例 ひまわりホーム 健康住宅 宅地情報 喫茶室 お問合わせ
当社の姿勢 捨てコン べた基礎 基礎火打 基礎パッキン+大換気口 耐力壁 4寸柱 外壁通気 ペアガラス
断熱材 床材 メーターモジュール オール電化 設備機器 アフターサービス 設計 本体価格表 あとがき

大分県中津市「ひまわりホーム」一級建築士事務所+工務店 <木造注文住宅設計・建築・リフォーム>

■べた基礎工事とコンクリート品質

標準仕様 その2

前項ではぐりコン工事、言ってみれば「基礎の基礎」工事のご説明をしましたが、ここでは当社べた基礎工事の仕様とその進め方をご説明します。

べた基礎


ひまわりホームべた基礎の細部仕様

前項のぐりコンでご紹介したコンクリートと比べて、べた基礎用コンクリートは強度を上げています。

要件 仕様
1.躯体寸法  土間部厚さ 160mm
立上がり厚さ 450mm(地面からの高さ)
2.使用コンクリート 強度 21N/mm2
スランプ 15cm
粗骨材 40mm
3.鉄筋 D13@200(縦横共) シングル配筋
4.基礎外周部 外周部はぐりコン(捨てコン)200ミリ厚の上に床盤300ミリ厚。うち開口部地下には補強筋を追加。
5.床下換気の方法 基礎パッキン+大面積換気口
6.床束 鋼製束使用

前項でご説明したぐりコンが、下からべたコンを支えている様子が解ります。
住宅基礎断面図
通気口部分では布基礎がカットされるので、何もしなければ強度が下がります。それを補う為に斜め補強筋・垂直補強筋と下端補強筋を図のように入れます。 なお、実際の配筋の様子は下の写真の(5)をご覧下さい。
通気口回りの配筋の様子


スペーサー小

ひまわりホームべた基礎工事が進む様子


砕石敷き込み終了
(1) ぐりコン及び砕石敷き込み完了
異形鉄筋D13
(2) 異形鉄筋D13   ピッチ縦横200ミリ
べたコン部分厚さ160ミリ
(3) 土間部コンクリート厚さ 160ミリ
異形鉄筋D13
(4) 異形鉄筋D13   ピッチ縦横200ミリ
通気口回りの配筋
(5) 通気口回りの配筋の様子
べたコン打設
(6) べたコン打設
布基礎
(7) 布基礎枠
布基礎天端直し完了
(8) 布基礎天端直し完了

べた基礎は床面積全体で家を支えるので比較的軟弱な地盤(長期地耐力30kN/m2)や液状化のおそれのある地盤に有効です。
なお支持地盤がしっかりしていれば、ほぼこのままで施工可能ですが、傾斜地や軟弱地盤(埋め立て地や元沼池など)では、地盤調査の後、基礎形式を変更することがあります。


コンクリート品質について(参考)


コンクリート一般論

・コンクリートの材料はセメント、水、粗骨材、細骨材から出来ています。
これらをまぜあわせた固まる前のコンクリートを、通称“生コン”といいます。
コンクリートの調合は、使用する物件に合わせて求められるスペックを細かく計算します。
・コンクリート性能を決める要素は、大きく3つあります。  
1.強度(コンクリートの圧縮強度)
2.施工性(施工性が悪いとジャンカやス、コールドジョイントの原因となる)
3.耐久性(耐久性がないと経年劣化により崩壊することがある)
です。
・一般の木造住宅については、マンションなど大型の建築物に比べて上載加重が軽いこともあり、強度よりは耐久性能を求める方がより現実的だと思います。

コンクリートの調合と諸要因の関係

要件 水セメント比 セメント量 粗骨材寸法
強度を上げる調合 小さく 多く 大きく
施工性を上げる調合 大きく 多く 小さく
耐久性を上げる調合 小さく 少なく 大きく


スペーサー小
次項では基礎工事に関連して基礎火打ちのご説明をします。


スペーサー小

スペーサー大